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日産自動車株式会社top2021年10月19日

行橋市と日産自動車、電気自動車を活用し脱炭素化と防災力強化に向けて連携

『ブルー・スイッチ』144件目、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結

日産自動車株式会社

2021年10月19日

行橋市(福岡県行橋市、市長:田中 純)と、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)、日産自動車九州株式会社(本社:福岡県京都郡苅田町、社長:冨山 隆)、福岡日産自動車株式会社(本社:福岡市博多区東比恵、社長:内野 伸一)、北九州日産モーター株式会社(本社:福岡県北九州市八幡西区、社長:菊竹 史郎)および日産プリンス福岡販売株式会社(本社:福岡県福岡市中央区、社長:寺田 繁人)の6者は、18日、電気自動車を活用した「連携協定」を締結しました。



本協定は、行橋市が、電気自動車(EV)の普及を通じて、地域課題解決や環境負荷の低減に取り組むと共に、行橋市で災害による停電が発生した際、日産の販売会社から貸与する電気自動車(EV)「日産リーフ」を電力源とした災害時の電力供給体制を構築することにより、街の強靭化を図ることを目的とした協定で、ゼロ・エミッション社会の実現を目指す日産の『ブルー・スイッチ』活動としては144件目の取り組みとなります。
 
【協定の経緯・背景】
 
行橋市は、豊かな自然環境や歴史、文化といった多くの地域資源を生かした施策を推進し、環境対策や、防災対策に率先して取り組んでいるほか、持続可能で強靭なまちづくりを目指し、SDGs推進にも積極的に取り組んでいます。
 
一方、日産自動車は、EVならではの新たな価値やワクワクを提供し続けるとともに、2018年5月より、EVの普及を通じて、環境、防災、エネルギーマネジメント、観光、過疎などの地域課題解決を目指す、日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』を、全国の自治体や企業、販売会社と共に推進しています。また、2030年代早期には、主要市場で投入する新型車すべてを電動車両にすることを宣言、電動化をリードしながら、SDGsの達成やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速しています。
 
また、行橋市が含まれる京築地域には、日産の国内工場で最大の生産台数を誇る日産自動車九州が所在し、九州地域の地の利を最大限に活かした、効率的な部品調達と物流の徹底など、グローバルコスト競争力を持ったマザー拠点として、世界の工場をリードし続けています。開かれた工場として、工場見学への多くの受け入れや、地域共生活動を通じて、地域社会との繋がりも大事にしています。
 
この日産自動車が推進する『ブルー・スイッチ』、そして、行橋市が推進する環境・防災対策やSDGsの推進と、双方の取り組みにお互いが賛同し、本協定の締結を行う運びとなりました。


【協定の概要と主な連携内容】
 
電気自動車を活用した「災害連携協定」の概要は、以下の通りです。
・行橋市で災害を起因とする停電が発生した際、市が指定する避難所等に、日産自動車九州および日産の
 販売会社の店舗等に配備している電気自動車(EV)「日産リーフ」を無償で貸与し、EVからの給電に
 より、災害時にも避難所等で継続して電力が供給できる体制を整え、市民の生命及び身体の安全を守
 る。
 
・行橋市および日産自動車、日産自動車九州、福岡日産自動車、北九州日産モーター、日産プリンス福岡
 販売は、平常時も電気自動車(EV)の普及促進を行うほか、市のイベントで使用する電力を電気自動車
 (EV)から供給することで、電気自動車の「走る蓄電池」としての活用を市民へ積極的にアピールし、
 環境・防災意識向上を目指す。


          災害発生時の「日産リーフ」からの電力供給イメージ図
 
行橋市は、環境に優しい電気自動車(EV)の普及を目指して、電気自動車(EV)の購入補助金を設定しています。また、今年度、電気自動車から電気を取り出す可搬型給電器を1台導入するなど、防災力向上にも積極的に取り組んでいます。
 
行橋市と日産自動車は、本協定締結を機に、電気自動車(EV)を活用した、環境に優しく災害に強い持続可能なまちづくりを推進し、美しい自然環境を未来に残すため、EVの普及を通じた地域課題の解決、脱炭素化社会実現、SDGs達成に向けて、更に連携を強化してまいります。
 
                                            以 上

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