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公立大学法人静岡文化芸術大学top2022年01月31日

【公立/静岡文化芸術大学】本学教員と学生による「カスから生まれるプロジェクト」がコーヒーの果皮を活用した「カスカラティー」を商品開発

公立大学法人静岡文化芸術大学

2022年01月31日

本学は、日本初の「フェアトレード大学」としてフェアトレード推進活動に取り組んでいます。2020年に発足した、教員と学生によるプロジェクトチーム「カスから生まれるプロジェクト」は、中米コスタリカで生産されるコーヒーの果皮を活用した「カスカラティー」を商品開発し、1月25日に本学にてお披露目会を行いました。

カスカラティーとは

おなじみのコーヒー豆は、コーヒーの実(コーヒーチェリー)の種子にあたります。コーヒー豆を取り出す時に種子の周りにある果皮「カスカラ」は破棄され、市場に出回ることなく大量の生ゴミとなり、その処理が課題となっています。この「カスカラ」を乾燥させてお茶として開発したのが「カスカラティー」です。コーヒーのような苦みがなく、甘みと果実の香りを楽しめます。

商品の特徴

(1)おそらく日本初のフェアトレードカスカラティーであること。中南米コスタリカのフェアトレードコーヒー生産組合とオンラインでやりとりをし、「フェアトレード・カスカラ」の輸入が実現しました。すべてオーガニックで作られており、安心して飲んでいただけます。
(2)ほうじ茶風のカスカラティーに仕上げました。従来の「カスカラティー」は、乾燥したコーヒーチェリーの果皮をそのまま茶葉として使うため、酸味が強く、非常にクセの強い味になってしまいます。そこで浜松商工会議所に紹介していただいた薗田製茶様(浜松市東区)の協力により、「ほうじ茶」の焙煎方法をまねて「カスカラ」に焙煎を加えるというアイデアにたどりつきました。「カスカラティー」はラテンアメリカと日本文化が融合したお茶といえます。

 

国際文化学科2年の三ツ矢ゆりえさんと大城梨紗子さんは、「コロナ禍で現地での商品の検討は断念し、日本でつくれるものを考えた。焙煎の深さや「カスカラ」の粉砕の細かさによって味が変わり、何パターンかを試して丁度良い味を探した」と説明。
パッケージは日比谷憲彦教授の指導のもと、デザイン学科4年の森万里瑛さんと戸谷うららさんが担当し、2つのデザインが完成しました。どちらも購買層の女性を意識した、可愛らしさとカジュアルなデザインとなっています。特に中身がどんなお茶なのか、分かりさすさと親しみやすさを意識しました。商品は2月1日から本学生協及び、静岡県内3店舗のフェアトレードショップで販売予定です。

商品概要

商品名:カスカラティー
価格:650円(税込)
内容量:32グラム(4グラム、8包)
販売開始:2022年2月1日
販売店: ア・テ・ステ! (藤枝市若王子1丁目481-4 ASUHA 1F)
フェアトレードショップ Teebom (静岡市葵区駿府町1-50)
zakka+fairtrade 晴天 (浜松市東区有玉南町2350-4)
静岡文化芸術大学生協
販売イベント:
プラスエシカルショップ 2月1日(火)~2月14日(月) (新静岡セノバ1F 西エスカレーター横)
アクト通りふれあいデイ 3月20日(日) (アクト通りロータリー南側)
プレシャスデイズ 3月26日(土)、27日(日)((サーラプラザ佐鳴台)

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