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清水寺本堂保存修理工事にチタン合金スーパータイエックス51AF採用
日本製鉄株式会社
2021年07月05日
音羽山清水寺(京都府京都市、以下清水寺)の本堂保存修理工事において、構造補強材の締結部材(ロッドエンド、長尺ボルト)に、日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)独自のチタン合金である、スーパータイエックス51AF(以下、Super-TIX®51AF)が採用されました。世界遺産かつ国宝の建造物にチタン製品が採用されるのは、先の富岡製糸場西置繭場に続き、本件で二件目のこととなります。
このチタン製補強材である合金製ロッドエンド、長尺ボルトは、株式会社オーファ(本社:浦安市)が日本製鉄Super-TIX®51AF素材をロッドエンドと長尺ボルトに加工、小松マテーレに納入し、同社でカボコーマストランドロッドとチタン製パーツを接合して補強部材を作成、現地施工されました。また梁の木材との接合部金物には、日本製鉄製ステンレス形鋼(SUS304製チャンネル)、及び日鉄ステンレス製NSSC270製ナットが用いられています。
日本製鉄のチタン製品は、これまで歴史的建造物においては、重要文化財である善光寺経蔵、世界遺産登録の富岡製糸場の西置繭所(国宝)の改修工事他にチタン箔が採用された物件はありましたが、今回は、当社独自合金Super-TIX®51AF製ボルト&ロッドエンドが採用された初めての物件となります。日本製鉄は、ライフサイクルコストの低減、社会インフラ長寿命化の観点から、チタン製品を世界遺産登録、国宝、重要文化財の寺社等、歴史的建造物の耐震等補強工事に適用拡大を図っていきます。
日本製鉄は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「住み続けられるまちづくりを」のターゲットである「世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する」)を通じて、これからも社会の発展に貢献していきます。
※清水寺: 778年(宝亀9年)創立、正式名称は音羽山清水寺、北法相宗大本山。
本堂は江戸時代、1633年(寛永10年)に三代将軍徳川家光の命により再建された木造建築で、1952年(昭和27年)11月22日付で国宝に指定された。また、1994年(平成6年)、ユネスコにより世界
遺産として登録された「古都京都の文化財」を構成する17社寺城の1つとしても位置付けられている。
■今回受注物件の概要
採用部材:床面補強ストランドロッド4箇所向けSuper-TIX®51AF製長尺ボルト&
竣工 :2021年2月
プレスリリース画像一覧


日本製鉄株式会社
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- 所在地
- 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号
丸の内パークビルディング
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- 電話番号
- 0368673419
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- 代表者名
- 今井 正
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- 上場
- 上場
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- 業種
- 鉄・金属
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- 資本金
- 41,950,000万円
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