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三菱地所株式会社top2021年07月09日

東京駅前常盤橋プロジェクト「TOKYO トウキョウ TORCH トーチ 」街区に超都心型データセンターがオープン

~ DX、リモートワーク環境の整備に貢献 ~

三菱地所株式会社

2021年07月09日

 三菱地所株式会社(以下、「三菱地所」)と丸紅株式会社(以下、「丸紅」)が出資する丸の内ダイレクトアクセス株式会社(以下、「丸の内ダイレクトアクセス」)は、2021 年 7 月 1 日、東京駅日本橋口前に位置する常盤橋エリアにおいて三菱地所が開発を進める「TOKYO TORCH(東京駅前常盤橋プロジェクト)」の街区内に、新たに「大手町第 2 データセンター」(以下、「本データセンター」)をオープンしましたのでお知らせします。

 本データセンターは、2001年に丸の内地区に開設した「丸の内データセンター」、2012年に大手町地区に開設した「大手町データセンター」に続く、3カ所目となります。


 新型コロナウイルス感染症対策として急激に普及したリモートワーク環境の整備はポストコロナ時代 も進んでいくことが想定されます。また、各企業の DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みは、ますます欠かせないものとなってきており、AI の活用や画像分析といった高負荷サーバーを活用するシーンも増加しています。また、個人情報保護の観点からは、海外にあるデータを国内に移管する動きも出始めており、今後もデータセンター需要は堅調に推移すると考えられます。

 こうした中、インターネットの中心地であり、多くの企業、金融機関、通信事業者等が集積する、日本有数のビジネスエリアである大手町・丸の内・有楽町地区(以下、「大丸有地区」)におけるデータセンターのニーズはますます高まっており、既存の「丸の内データセンター」「大手町データセンター」についても高稼働の状況です。その為、今般、更なる需要に対応すべく、新たに本データセンターを開設 するもので、既に多くのお客様からの引き合いをいただいています。本データセンターは、三菱地所が 大丸有地区の新しいまちづくりとして「日本を明るく、元気にする」をプロジェクトビジョンとして推進する「TOKYO TORCH」の重要なITインフラとして機能する役割も担っていきます。


 本データセンター内には、生体認証をはじめとする高度なセキュリティに加え、災害対応として、約72時間継続稼働可能な非常用発電機を装備し、高い安全性を確保しています。さらに、大手町地区に集 積する複数の大手 IX(※)やデータセンターと自社の光ファイバー網で直結できる強みを活かし、通信 ロスのない快適なインターネット相互接続環境を提供します。

 丸の内ダイレクトアクセスは、大丸有地区のまちのITインフラとして、オフィス直結型のデータセン ター及び光ファイバーの提供を通じて、このエリアの「安心・安全・快適なまちづくり」の一翼を担っていきます。

(※)Internet Exchange Point。「インターネット相互接続点」ともいい、複数のインターネットプロバイダ回線をつなぐ
    結節点のこと。日本のインターネットの大半が、大手町を経由している。



<本データセンターの概要>

所在地: 東京都千代田区大手町二丁目
総ラック数: 130ラック
電源: (受電方式)ビル受電は本線予備線方式
(非常用発電機)ガスタービン発電機、燃料備蓄72時間
(交流電源)UPS(無停電電源設備)N+1(並列冗長構成)
空調: 空冷 N+1 冗長構成
防災: 超高感度煙感知センサー、窒素ガス消火設備
セキュリティ: 生体認証+IC カード方式
架列ごとに監視カメラを配置(録画保持日数 90 日)
回線: ①自社光ファイバーは、大手町、丸の内、有楽町地区のほとんどの
 ビルと直結しており、安価、安全、高速な通信環境を提供
②複数の通信サービス事業者が乗り入れ(キャリアフリー)
③複数のIXに直結が可能



<丸の内ダイレクトアクセスの概要>

設 立 : 2000 年 6 月
資本金 : 490 百万円(出資比率:三菱地所 51%、丸紅 49%)
代表者 : 取締役社長 桑田 尚志
所在地 : 東京都丸の内三丁目 4 番 1 号 新国際ビル
事業内容 : 光ファイバー及びデータセンターサービス事業

以 上


 

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