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株式会社 サカタのタネtop2022年04月26日

ビオラの決定版「ピエナ®」シリーズに新色『ライラックピコティー』追加

栽培しやすく、秋から春の花壇を明るく愛らしい印象に

株式会社 サカタのタネ

2022年04月26日

サカタのタネは、ビオラ「ピエナ®」シリーズに新色『ピエナ ライラックピコティー』を追加し、2022年6月中旬より種子の販売を順次開始します。株がコンパクトにまとまり、かつ株張りのよいビオラの決定版「ピエナ」シリーズは、今回1色が加わり、計18品種となります。



『ピエナ ライラックピコティー』は、ラベンダーピンク色に中心部が白のフェイスカラーです。咲き始めは濃いラベンダーピンク色で咲き進むにつれて淡い色になるため、その変化も楽しめます。明るい色は秋から春の花壇を彩るのに人気がありますが、パンジーやビオラの赤・ピンク系は他の色に比べて育種が難しく、栽培のしやすさと求める花色を併せ持つ品種は多くありません。当品種は、愛らしい花色とコンパクトで株張りのよい性質を兼ね備えているため、暑い時期でも栽培しやすく、花壇に植えた後も花を長く楽しむことができます。

 

秋花壇のメイン商材であるビオラは、栽培期間がちょうど夏の高温期に当たります。従来のビオラ品種は、高温条件下の栽培では株が徒長※1する、花が小さくなりやすい、株が貧弱になってしまうといった課題がありました。これを克服した「ピエナ」シリーズは、安心して栽培でき、高品質な苗を生産できると2015年の発売当初から高い評価をいただいています。徒長しにくい性質は、わい化剤の使用の削減に寄与し、作業性の向上や環境への貢献も期待できます。また、ビオラ生産者は少量多品種を生産する傾向にあるため、スタンダードな花色から今までにないユニークな花色まで、色のバリエーションも求められています。今後もシリーズのカラーバリエーションを拡充し、生産者から消費者までさまざまな立場の方に喜んでいただけるシリーズを展開していきます。

 

『ピエナ ライラックピコティー』の生産者向け規格の希望小売価格※2は、プライマックス®※3種子11,000粒、3,520円(税込)です。全国のJA、種苗店を通じて20226月中旬より販売します。当社直営店サカタのタネ ガーデンセンター横浜とオンラインショップを含む当社通信販売での販売価格は、1袋約20粒、220円(税込)で、6月下旬より販売します。


ビオラ「ピエナ」シリーズの特徴

1. 高温期でも株が徒長しにくくコンパクトにまとまる草姿で、株張りにも優れる

2.  花径は約 3 cmで花付きがよく花がやや上を向いて咲く「アップフェイス®」の特長がある

3. 開花持続力があり 10 月から 5 月上旬まで長い間、楽しめる

4. 品種間の生育のばらつきが少なく、開花のそろいもよい

 

ビオラ「ピエナ」作型図

 

ビオラ「ピエナ」ラインアップ(全18品種、18色)

スタンダードカラー

 

ユニークカラー

 

1 徒長:茎などが通常よりも長く伸びること。

2 価格は希望小売価格(税込)です。価格の自主的な決定を拘束するものではありません。

3 プライマックス:

種子の発芽性を向上させるために施す物理的、化学的な処理のことをプライミングといい、この処理を行うことを当社では「プライマックス」と呼んでいる

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